WAKE


中学生  高校生
若者の諸君
新しい 日本 作って行こう



 







文先生の学生たち


[ 解 説 ]   中村文則さんは、ニューヨーク州立大学で コンピュータ・サイエンス(コンピュータの理論を教える学問)を教えていた。 プロフェッサー 文(ブン先生): Professor Boone(ブンと発音する)  と、 学生たちは、呼(ヨ)んでいた。
『  オイ、お前たち、、、 集まれ!!  写真をとるぞ  』

   見て下さい、この笑顔を、快活さを。 『 日本の若者達にも、この笑顔、快活さを与(あた)えて やりたい。。。』 それが、 文則さんの願いです。



 



[ 本 題 ]    国立大学を含めて入試を すべて廃止する、 そして、高等学校を卒業するまでは、“人を作る為の教育” 人間教育 をする(それが本来の教育の目的ですから。) そして、大学へ入ったら、今度は学問をする。『若者たちに、手を差し伸べて やるんです、 導いてやる。  教えてやる、 学問を付けて やるんです。 』  アメリカの大学でやっている様に、充実した4年間の大学教育を行う。 それが、文ソクさんの 本来の運動の目的です。

   しかし、現在の活動の一番の中心は、 “選挙供託金の廃止” です。 日本の国で 一番重要な“議会”は、国会です。その国会は、衆議院と参議院とで構成されています。二院制と言います。 その衆議院の議員に成る為の選挙(衆議院選挙)に立候補するには、300万円の お金を役所に預けなければ いけません。 そして、選挙の結果、得票数が低ければ、その300万円は没収されます。 これでは、“金持ち”しか立候補する事は出来ません。 一般の人は、選挙に出られない。 これは、平等では 無く、『 貧乏人も 金持ちも、法の下に 全ての人は平等である。』と言う 民主主義(人々や一般市民を中心にして 社会制度を決めていく 考え方)の基本原理を大きく捻(ネ)じ曲げています。 ―― 文ソクさんは、『選挙供託金は、 “全ての人は平等である”  と規定している憲法に違反する。』として、広島地方裁判所に 提訴(テイソ: 訴える事) する計画です。


   下記に 3つのサブページを載(ノ)せました。 第一番目は、現在行っている 『選挙供託金の廃止運動』です。  二番目は、本来の目的である 『国立大学入試廃止運動』です。 ここには、10ほどのサブページ が 付けられて います: 工事現場で働いて金を溜めて 海を渡って行った文ソク、、、 英語が全然できなかった文ソクさんが、如何(イカ)にして  「 南イリノイ大学の航空学部に入学して行ったか。」  そして、「 どの様にして大学教授に成って行ったか」 が、 楽しく書かれています。

『 ワシは、 日本男児  やったるゾ!! ~~ 』 だった。

   『国立大学入試廃止運動』の中のサブページ BIG-MOUTH(ビッグ-マウス)には、  1.京都大学 ―― 京都トンチンカン大学   2.早稲田・慶応 ―― 世界に出せば「誰も知らない “一山100円”の大学」  などが書かれています。

   最後は、私からのお願いです。 


1.  選挙供託金廃止運動
供託金廃止運動の写真
   ドン・キホーテと言う小説が有ります。 その主人公のドン・キホーテは、ロシナンテと言う馬に乗って、槍(ヤリ)を構えて果敢(カカン)に “ばけモノ” に 突進して行く。 そばには、サンチェと言う 召使(メシ ツカイ)が居て、そのサンチェが 時おり 主人に向かって忠告・助言をする 『 ご主人さま、 気を付け なされ。 あれは、“ばけモノ” では ありませんヨ。 あれは、ただの風車ですヨ。』と。   文ソクさんには、ただ一人 忠告・助言をしてくれる 従妹(イトコ)がいる。  文ソクさん が この自転車を操(アヤツ)って、 『よし、行くぞ、やるゾ。』 と出撃して行く時、 その従妹が そばにやって来て忠告・助言をする  『 文ソクさん、気を付けなれ。 あれは、“ばけモノ” では ありませんヨ。 風車デモ有りませんヨ。 あれは、自民党と言う 日本をダメにする “XX”  の塊ですよ。』と。 その “XX” に向かって、文ソクは、突進して行く。



2.  国立大学 入試廃止運動
入試廃止運動の写真
   これは、 一番 最初の頃、運動を始めた頃の写真です。 旗を自転車のサドルの方へ向けて 後ろの原爆ドームが見える様にしている。 この旗を 後ろに なびかせて 推して歩く。 そう快で気分良し『やるぞ。。。』   人々は、みな、顔を背けて通り過ぎて行きました。 「過激派か 右翼か」と思ったのです。 警察にも、何度も止められました。 日本では、こんな事をやる 人が いないからです。

   ニューヨークで これをやったら どうなるか??  誰も 何も気にしない 反応しない。 1週間に 1回ぐらいは、誰かが、また 新しい 事を初めているからです。 英語で言えば:
  Here comes one, another one.
  そら、一つ やって来たゾ、 又 新しいのがやって来たゾ

そんな感じです。 それだけ、アメリカの社会と日本の社会は違います。 それだけ、アメリカは、ダイナミックな社会です。 ――  発明は、アメリカで起こります。 コンピュータもアメリカで発明されました。 その基に成っている トランジスターも 発明は、アメリカです。

   それでは、何故(ナゼ) これだけ違うのかと言う事になります。 それは、「入試制度が原因である」と、文ソクさんは、考えています。 入試に由(ヨ)る学歴社会、 東京大学を中心とした社会構造に成っているからです。 入試がなくなれば、東京大学を中心とした学歴社会が なくなります。 江戸時代がそうだった。 そうすれば、「もっとダイナミックな社会に成っていく」と、文ソクさんは、考えています。 新しい日本、新しい文化が 生まれて来る、 花 開く。




3.  よろしく お願いします

供託金廃止運動の写真
   ハワイ大学に居た頃、 ルーイス: Luis  と言う ブラジル人の ボヘミアン ( 意味:自由気ままに生きる人) に出会った。 中学から高校の頃は、とにかく、ブラジルのリオの海(イパネマと言う所)で サーフィンばっかり やっていたそうで、ハワイに流れて来て、 気ままに 家庭教師をやりながら ゆったりと 暮らしていた。  そんなブラジル人・ボヘミアンに出会って、 しばらくして、アメリカから 日本に帰って来ると、、、  日本は、 もう、 何もかも、 ゴチ・ゴチで  ガチ・ガチで、、、  『ワシは、 “ ダイナマイトで 何も かも 吹き飛ばして やろうか " と 思う事が ある。。 ワシが、とことん、“ みだして・乱して ” やらないと。』と思う。 若者たちが、 ゆったりと、 のんびりと、やりたい事をやりながら、 気ままに生きて行ける社会を作って やらないと。 

   ルーイスは言う 『 オレたちは、みんな、 宇宙船・地球号 に 乗って いるんだ。  生きて いる内が花ヨ、 楽 しまなくっちゃ。 何を あくせく ~~ 』  ―――